妊娠24週の赤ちゃんは、頭からかかとまで約30cm、体重は約600gが目安です。大きさは皮つきのとうもろこし1本くらい、重さは500mlのペットボトル1本より少し重いくらい。この週は肺の中で「サーファクタント」という物質が作られはじめ、生まれたあとに呼吸をするための準備が静かに進みます。数字はあくまで平均で、個人差があります。
妊娠24週の赤ちゃんの大きさ:とうもろこし1本くらい
妊娠24週(24週0日〜24週6日)の赤ちゃんは、頭からかかとまでの長さがおよそ30cm、推定体重はおよそ600g前後です。健診で「500g台ですね」「700g近いですね」と言われることも珍しくなく、その幅はどれも十分に正常の範囲に入ります。
- 大きさのイメージ:皮つきのとうもろこし1本、または小ぶりのメロンくらい
- 重さのイメージ:500mlのペットボトル1本より少し重いくらい
- 身長の目安:およそ28〜32cm(頭からかかとまで)
- 推定体重の目安:およそ500〜750g
妊婦健診で伝えられる体重は、超音波の計測値から計算した推定体重です。計算方法の性質上、実際の体重とは1〜2割ほどずれることがあるとされています。1回の数字より、何回かの健診を通して成長曲線に沿って伸びているかどうかのほうが大切です。気になる数字があれば、その場で医師や助産師に聞いてしまうのがいちばん早く安心できます。
本やアプリで数字がバラバラなのはなぜ? 妊娠14週ごろまでの赤ちゃんは「頭殿長(CRL)」=頭からおしりまでの長さで測ります。20週前後からは頭からかかとまでの全身の長さに切り替わるため、表によっては数字が急に大きくなったように見えます。測り方が変わっただけで、赤ちゃんが急成長したわけでも、あなたの赤ちゃんが小さすぎるわけでもありません。
妊娠24週は妊娠何ヶ月?週数の数え方
妊娠週数は、受精した日や着床した日ではなく最終月経(生理)が始まった日を「0週0日」として数えます。排卵と受精は一般的にその約2週間後に起こるので、「妊娠24週」は受精からは約22週ということになります。「思い当たる日と2週間ずれている気がする」と感じるのは、この数え方のためで、間違いではありません。
日本では4週で1ヶ月と数えるので、妊娠24週0日は妊娠7ヶ月のスタートです。妊娠7ヶ月は24週0日から27週6日まで。24週はまだ妊娠中期(いわゆる安定期)の後半にあたり、出産予定日(40週0日)まではあと約16週あります。
妊娠24週の赤ちゃんに起きていること
- 肺の準備が始まります。肺の中で「サーファクタント(肺表面活性物質)」が作られはじめます。生まれたあとに肺の小さな袋(肺胞)がぺしゃんこにならず、空気でふくらむために欠かせない物質で、出産までの数ヶ月かけて少しずつ増えていきます。
- 皮膚と皮下脂肪。皮膚はまだ薄く透けるような赤みがあり、しわしわです。その下で脂肪がつきはじめ、これから少しずつ丸みを帯びていきます。
- 内耳ができあがります。体のバランスを感じ取る内耳が完成し、赤ちゃんは自分が今どちら向きなのかを感じられるようになります。
- 音への反応がはっきりします。大きな音にビクッと動いたり、お母さんの声や心臓の音、いつも聞こえている生活音に反応したりします。特別な語りかけをしなくても、普段どおり話しているだけで十分に届いています。
妊娠24週にお母さんの体に起きること
おなかのふくらみがはっきりして、胎動も「たしかに動いている」と分かる時期です。同時に、体のあちこちに負担が出てきます。よくあるのは次のようなものです。
- 腰痛・背中の痛み(おなかが前に出て重心が変わるため)
- 胃もたれ、胸やけ、げっぷが増える
- 足や手のむくみ。指輪や靴がきつくなる
- 手のしびれ・ピリピリ感(手根管症候群。産後に自然におさまることが多いものです)
- 夜中のこむら返り(足のつり)
- おなかや太もも、胸に出てくる妊娠線
- おへそが外に飛び出してくる
- 中期にいったん落ち着いていた眠気やだるさが、また戻ってくる
どれも「よくあること」ですが、よくあること=我慢すべきこと、ではありません。眠れないほどの痛みやしびれ、日常生活がつらいと感じる症状は、次の健診まで待たずに相談していい症状です。
市販薬・サプリ・ハーブについて。胸やけ、便秘、むくみ、こむら返りによいとされる市販薬やサプリメント、ハーブティー、漢方なども、妊娠中は自己判断で使わないでください。ふだんは安全なものでも、妊娠中は事情が変わります。使う前に必ず医師・助産師・薬剤師に確認を。このページでは薬や成分の案内はしません。
妊娠24週にやっておきたいこと
健診の内容や時期は、国や地域、産院によって本当に違います。ここに書いたことよりも、あなたの主治医・助産師・母子健康手帳のスケジュールが優先です。
- 妊婦健診の間隔が変わります。日本ではおおむね24週ごろから35週ごろまで、2週間に1回のペースになるのが一般的です。次の予約を確認しておきましょう。
- 血糖の検査(妊娠糖尿病のスクリーニング)。多くの国や施設で妊娠24〜28週ごろに行われます。甘い検査用の飲みものを飲んでから採血する方法が一般的ですが、やり方は施設によって違います。もし引っかかっても、それはあなたのせいではありません。早く分かってケアできること自体が、赤ちゃんにとってプラスです。
- 胎動の「いつもの調子」をつかんでおく。この週数で決まった回数を数える必要はありません(回数を数える方法は、もっと後の週から案内されるのが一般的です)。よく動く時間帯、静かな時間帯など、あなたの赤ちゃんの普段の感じをなんとなく知っておくだけで十分です。
- 母親学級・両親学級、里帰り出産の相談。予約が早く埋まることがあるので、この時期に日程を押さえておくと後がラクになります。
- 体の負担を減らす工夫。長時間同じ姿勢を続けない、足を上げて休む、横向きで眠る、重いものを持つときは無理をしない。小さなことですが、腰やむくみにはよく効きます。
「もし今生まれたら」という不安について。妊娠24週前後は、とても早く生まれた赤ちゃんを新生児集中治療室(NICU)などの専門的な医療で支えられる時期の目安として説明されることが多い週数です。ただし、実際にどうなるかは国や病院の体制、赤ちゃんとお母さん一人ひとりの状況によって大きく変わります。ネットの数字を自分に当てはめて考えるより、不安があるときはその不安をそのまま主治医や助産師に伝えてください。あなたの状況を知っている人の言葉のほうが、ずっと確かです。そしてほとんどの妊娠は、ここからまだ何ヶ月も続いていきます。
すぐに産院・助産師に連絡すべきサイン
迷ったら連絡してください。「何ともありませんでしたね」で終わるのが、いちばんいい結果です。夜間や休日でも、遠慮する必要はありません。
- 出血(量が少なくても)
- 強いおなかの痛み、続く痛み、規則的に強くなる張り
- 破水したような、水っぽいものが流れ出る感じ
- 発熱、悪寒
- 強い頭痛に加えて、目のちらつき・かすみ、顔や手足の急なむくみ
- 排尿時の痛みやしみる感じ
- 胎動がはっきり分かるようになったあとで、動きが減った・いつもと違うと感じるとき
- そのほか、突然の激しい症状や、明らかにいつもと違うと感じるとき
ほかの週の変化もあわせて見たい方は、妊娠週数ごとの週別ガイドで妊娠初期から出産までの流れを確認できます。
妊娠24週から出産、その先まで
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BabyMindを無料でダウンロードこの記事は一般的な情報をまとめたもので、医療的な診断やアドバイスではありません。あなたと赤ちゃんのことをいちばんよく知っているのは、あなたを診てくれている医師と助産師です。気になることは、小さなことでも遠慮なく聞いてください。